インプラント抜歯即時埋入

blog インプラント抜歯即時埋入

枚方市の歯医者、宮園歯科医院の院長宮園です。

 

抜歯即時埋入

抜歯即時埋入とは

通常、抜歯後に3〜4ヶ月の期間を置いて骨が治癒してからインプラントを骨に埋入します。

抜歯即時埋入は、抜歯当日にインプラントを埋入するため、治療期間を3〜4ヶ月短縮することが可能です。

ただし、抜歯する歯の状態や周りの骨の状態によっては抜歯即時埋没入が出来ないこともあります。

 

【治療の流れ】

① 抜歯、インプラント埋入

②2次オペ

③上部構造(被せ物)の型取り

④上部構造セット

治療期間 3〜4ヶ月

 

【実際の症例を写真付きで解説いたします】

 

抜歯前

 

被せ物を除去した状態です。

元々ブリッジが入っていましたが、負荷がかかりすぎ歯が破折したため抜歯となりました。

ブリッジ治療は物理的に過度な負荷がかかるため、歯の破折がおこりやすいです。

 

抜歯後

 

抜歯時に周りの骨を傷つけてしまうと、即時埋入が出来なくなってしまうため、歯を分割して慎重に抜歯を行う必要があります。

 

インプラントの埋入

 

抜歯して残っている骨の中央にインプラントを埋入します。

この症例では骨の垂直的な高さも不足していたため、上顎洞にソケットリフト(骨造成)も同時に行いました。

 

骨補填

 

抜歯して出来た穴に人工骨を補填します。

 

 

人工骨が散らないように上からキャップをして終了です。

ここから約3ヶ月後に被せ物の型取りとセットをして治療終了となります。

 

インプラント治療でお悩みの方はご相談ください。

骨の不足などにより他院ではインプラント治療が出来ないと言われた患者様も是非、ご相談ください。

 

監修者情報

院長 宮園 智之 - Tomoyuki Miyazono

枚方市の歯医者「宮園歯科医院」では、患者様に寄り添って症状やお悩みをお聞きし、ご納得いただいたうえで治療を進めることを重視しています。当院が常に心掛けているのは、患者様にとって安心できる歯科治療を行うことです。 こちらでは、当院の診療理念と院長についてご紹介しています。当院での治療をご検討中の方は、まずは当院の歯科治療に対する考え方をご覧ください。当院は、皆様が安心して通える歯科医院を目指して日々力を尽くしています。

経歴

  • 大阪府枚方市出身
  • 2006年 高槻高等学校 卒業
  • 2013年 朝日大学 歯学部 卒業
  • 2014年 朝日大学病院 勤務
  • 2015年 大阪府内医療法人 勤務
  • 2017年 大阪府内医療法人 院長 理事就任
  • 2020年 宮園歯科医院 勤務
  • 2022年 宮園歯科医院 院長就任

所属・学会

  • JIADS エンドコース
  • JIADS 補綴コース
  • JIADS デンチャーコース
  • JIADS ペリオコース
  • JIADS 再生医療コース
  • 大森塾 5期
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本口腔インプラント学会・JACID